となりのスミカ

とっちらかった毎日に終止符を!目指せ、暮らしのアップデート

生後2ヶ月、舌癒着症(舌小帯短縮症)と言われ手術をやめた話

おっぱいが飲めないのは「舌癒着症(舌小帯短縮症)」のせい?!

我が息子2人は2人揃って「直母0」を何度も叩き出してきた哺乳下手。

長男は母乳も上手く飲めず、哺乳瓶もめちゃくちゃ時間がかかり…いろいろ調べた結果この「舌癒着症」を疑いました。

結局離乳食を食べ始めてからみるみる太り、私の疑いや不安は飛んで行ったわけですが

4年後次男チイが生まれ、乳腺炎を起こして友達に紹介してもらって行った助産院で「舌癒着症だから手術が必要」と言われました。

舌癒着症(舌小帯短縮症)とは?

日本人にはこの舌癒着症が多いらしく、多くの人が軽度だったりなんだかんだ舌癒着症らしいです。

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう、tongue-tied、 ankyloglossia)は、舌小帯が付着異常を起こしている状態で、「舌強直症」、「舌癒着症」、「舌小帯癒着症」、「短舌症」とも呼ばれる。舌運動の制限の程度によるが、乳児期には授乳障害、成長とともに器質的構音障害が生じる。形態不全、奇形、変形症の疾患群に分類される疾患である[1]。舌小帯が短いため、舌を歯列より前に突き出そうとするとハート型になる。 (引用元:舌小帯短縮症 - Wikipedia

舌癒着症の手術を行っている様々な病院のHPなどで詳しいこと書かれていますので気になる方は読んでみてください。

舌癒着の手術、しませんでした!

生後2ヶ月の時に勧められ、たくさんたくさん悩みました。

手術を勧めてきた助産師以外の助産師、保健師、かかりつけの小児科医師、耳鼻咽喉科医師、4ヶ月検診、市の育児相談などなどとにかく聞きまくりました。

友人の友人で手術を受けた人の話も聞いてもらったり、どうせなら全身麻酔を使わない期間のうちに答えを出したくてたくさんの人の知識を求めました。

手術をやめた大きなきっかけ

その決断に背中を押してくれたのは、市の育児相談の助産師さんです。

「悩んでいるなら、やめたら?藁にもすがる気持ちなら受けたらいいよ」

初めは哺乳力の弱さ、体重増加の悪さが悩みだったのに…気づけばそこではなく「手術を受けるか受けないか」ばかり悩んでいました。

そんなうちに息子は段々と哺乳力も上がり、成長曲線の最下部を這うようにだけどちゃんと成長してくれていたのです。

助産院への不信感

1回の施術料金も桶谷より高額で、乳腺炎の程度関係なく2回通院が決まりで、乳頭保護器を買わされたけど定価より割高で(ケースなし、1つのみ買わされた。通常は2つセットでケース入り)…舌癒着の話も、わざわざ夫婦で呼び出して情報量として別料金取られたり

お金にがめつい!

商売であって慈善事業ではないのはわかっているけど…わかってるんだけど

募る不信感!施術には不満はないけれど、長男の時お世話になった桶谷の先生との違いにどんどん信頼が持てなくなる…。

手術勧められたけど…紹介料みたいなのが出てるんじゃないかな?そうやって不安なお母さんたちからお金集めてるんじゃないかな??とどんどん不安になっていきました。

かかりつけ小児科医の話

舌癒着症の手術は小児科学会では否定的なので、相談しても笑ってあしらわれるかな?と思いつつ聞いてみました。

昔はチャチャっと切って手術していたこと、相談にくるお母さんが多いこと、相談に来るお母さんはみんな同じ助産師から言われて来ていること、看護師で子どもに受けさせた人がいること、止められると思って大きい病院に紹介状出したら手術された話

などいろいろなことを時間をかけて話してくれました。

その上で息子の口の中の状態を診て「手術はいらないと思うよ。様子見でいいんじゃない」とのことでした。

いろいろな人の話を聞いて出した答え

私の場合、助産師さんへの不信感が募っているところにかかりけ医師の話が加わり、最後にその助産師さんのことも知っている市の助産師さんの一言で決断できた感じです。

体重増加不良がそのままだったら多分健診やなんらかの形で医療系のアプローチを受けると思うし、もし成長とともに「必要だ」と思ったならその時考えて受けたらいい。

全身麻酔しなくていいからと焦って答えを出すよりも、困った時にケアしていけばいいんじゃないか!と「手術しない」結論に至りました。

舌癒着症の特徴は本当??

舌癒着症について書かれているHPでは横浜舌癒着症ママの会新版と言うところが1番細かく書いてあるのかな?だいたいどこの医療系のページでも似たような内容が書いてあります。

その中で「舌癒着症」の子供の症状・行動」というものがあります。

身体的な特徴(新生児・乳児)

頭蓋 ⇒ いびつ・三角・絶壁
毛髪 ⇒ 薄い・立っている・M型
顔面 ⇒ こめかみ陥没・眉薄い・頬部下膨れ・眉間に皺
喉頭 ⇒ 声帯ポリープ・黄疸
皮膚 ⇒ 顔色悪い・黄疸遷延・大理石様皮膚・手足冷たい
駆幹 ⇒ 胸部陥没・腹部膨満・ガスっぽい
手  ⇒ 指を開いている事が多い・物を握ってもすぐ落とす
足  ⇒ 足指が反る・股関節が硬い・あまり動かさない
(引用元:舌癒着症とは

全部当てはまる子は稀かもですが、どれかしらなら当てはまりませんか?

行動の特徴(新生児・乳児)

生活  ⇒ 不活発でコミュニケーションがとりにくい・抱き癖・鼻閉様呼吸音・あくびが多い・視線が合わない
哺乳  ⇒ 寝てしまう・母親の乳房に障害を与える・母乳が出なくなる・よく吐く・むせる
睡眠  ⇒ 寝つきが悪い・置くとすぐ目を覚ます・眠りが浅い・いびきをかく・睡眠中無呼吸・指やおっぱいなどをしゃぶりながらでないと寝ない
泣く  ⇒ 頻回に泣く・いきむようで苦しげ・長泣き・泣く理由が不明・泣く時無呼吸になる
その他 ⇒ 筋の異常緊張・抱きにくい・喋り始めが遅い
(引用元:舌癒着症とは

赤ちゃんなんてこんなもんじゃありませんか??

うちは結構当てはまることも多く(特に哺乳)凄く不安になりました。

冒頭でも書いたけど長男の時にこの舌癒着心配しまくったの。長男の乳児期も結構当てはまっていたから。

でもね、長男舌癒着症じゃなかったの!

散々心配した長男が!4年の歳月を超え「この子は舌癒着じゃないわよ」と言われたの。

4年前あんなにも心配していた彼が!!舌癒着じゃない!

「じゃあもしかしたらこの子も違うんじゃない?」

舌癒着を疑った過去の私の経験が、報われたーっっ!情報量1000円分の価値はこっちにあったかもしれない。

見せてもらった手術を受けた赤ちゃんたちのビフォーアフター写真、顔色がよくなってふっくらしていく様子も「手術だけじゃなくない?これ本人の成長じゃないの?」と言う気持ちで見てしまい純粋に受け入れられなくて。

我が子の舌癒着症を疑いつつも、舌癒着症の手術自体に疑念を抱いてしまい…最終的には我が子の成長を信じる!と言う道を私は選びました。

舌癒着症と言われた子の1年半後…

体重増加も相変わらず緩やかですが、10kgにだいぶ迫ってきました!

80cmの服もきつくなってきたので、成長してるんだなぁと実感します。

先日この舌癒着症のことを思い出して、次男の前で舌を出して上下させる動きをやってみましたが…ちゃんとベーっと舌を出し、上にも持ち上げられていました!!舌先がハート型にもなっていなかったです。

現段階では気になる点はないので、今後発音問題も含めどうなっていくのか見守っていこうと思います。

何か気になる点があれば、かかりつけ医や保健師さんなどと相談していけばいいかな。

私の舌癒着症の手術への考え

手術自体はそれによって救われている親子もいるので否定はしません。

ただ、哺乳問題であったり様々な不安要素につけこんで手術を薦めているのでは?と思う面も少しあるので注意が必要だとは思いました。

信頼できる人の話を聞き、ご家族でよく話し合って「どの選択が我が子の最善か」を出して後悔のない選択をしたいですね。

賛同側・否定側どちらの意見も知った上で最適な選択ができますように。

参考になる記事

舌癒着の手術を受けた方のブログなど

舌癒着の手術は積極的に薦めない

これらの内容見ていると、手術を受けてブログなどの記事にしている方はみんな「受けてよかった」と大絶賛です。

読んでいると「ぬ、やっぱ受けた方が良かったのか」と私の弱い意思をグラグラ揺らしてきます。それほどに効果が期待できる手術なんでしょうね。

手術を受けられた方は皆さん講義を受けたり、様々な文献を読んで学ばれてから決断されています。そこまでされて選んだ手術は間違っていないと思います!

でもなんとなく不安を煽られて、焦って選択するのはちょっと待ってもいいかな。

舌癒着を疑った長男が舌癒着じゃなかった!

酸素が薄い気がして舌癒着を疑った私が舌癒着じゃなかった!(ただ後に喘息が判明!口蓋垂を舌で触れる人は舌癒着の可能性は低いそうです。夫は触れない)

ただ、次男チイはそれ以外に上唇小帯の異常(1歳半健診でやっとわかった。異常ないと言われすぎて疲れた)もあり、血液検査で免疫弱いのもわかっている喘息っ子。

全部ひっくるめて注意深く見守っていこうと思います。

注意喚起

ちなみにこの助産師さん、私が乳腺炎で助産院に行かなければ出会わなかったかというとそうでもありません。

偶然にも自分の住んでいる地域の助産師訪問の担当助産師さんでした。

ということはですね、助産師訪問で指摘されて助産院に呼ばれるケースもあるということです。

市の助産師さんが言うことは絶対!と思わず、保健センターなどの他の助産師さんの話を聞いたり産院の助産師さん、小児科医(できれば昔なら手術をしていたであろう年配の医師がいるところも含めて)様々な人の話を聞けるといいなと思います。

誰かの話を鵜呑みにするわけではなく、いろいろな意見がある中で「自分たちの答え」を見つけて欲しいです。

次男の場合、その助産院の助産師さん以外は全員「手術不要」でした。

他に誰か一人でも「確かに手術したほうがいい」と言っていたら、私の決断もまた違っていたと思います。

また、哺乳が苦手で体重が増えない赤ちゃんは退院後も産院(産婦人科)で継続的なケアを受けると思いますが、そのケアを受けている間も壁だらけで乗り越えられなかったら、手術を受けることが一つの手段になるでしょう。

何度も言いますが、私は手術自体は否定派ではないです。うちの息子にはなしでもいいかな?と思って辞めただけです。

長男の時、この手術を知って調べたけれど絶賛の記事しか見つかりませんでした。

悩んで悩んで受けて良かった!と思えた内容も読みたかったけれど、辞めた人の意見も私は知りたかった。

今、生後間もないお子さんが「舌癒着症ですね。手術しましょう」と言われて悩んでいるお母さんが考えるきっかけになりますように。

ケアも必要だし、オーバーケアは避けたいし、その選択を一つ一つしていくのは親の役目。本当に責任が重い!

たまに逃げ出したくなりますが、踏ん張れるのは自分だけなのでこれからも頑張っていきます(ゆるく、ゆるく)