となりのスミカ

とっちらかった毎日に終止符を!目指せ、暮らしのアップデート


破水みたいなものから58時間。長かった長男の出産

5年前の長男アニの出産レポート

何の需要があるとも思えないけれど、彼の出産経験が後の私の決断にだいぶ影響したし、初産だったけどなんかこのお産変だなと思ったので残しておきます。

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出産予定日前日におしるしと同時に破水し入院

出産予定日4日前の健診で「子宮口1〜2cm、あとは陣痛待ちだね。予定日から1週間経って陣痛こなかったら入院ねー」と言われていました。 


 最後の健診結果
 体重:前回値-0.4kg(妊娠前+7.5kg、つわり期+8.8kg)
 血圧:111/60(前回値102/63)
 腹囲:92cm(前回値89cm)
 子宮底長:34cm(前回値35cm)
 浮腫:- 尿蛋白:- 尿糖:-(前回は尿蛋白+)

そして出産予定日前日、その日はやたら眠たくて午前中少し起きれたものの結局15時まで寝た。起きてソファーに座っていたらやたら猫に鳴かれる。

何かな?と思っていたら、何だかダラリと出る感覚がありトイレに行ったらおしるしが!

トイレの度におしるしがあり、立ったり座ったりの度に何か出る!

この水っぽいものは破水??と思って病院に電話して診察を受けることに。

内診して子宮口は2cm。水っぽいおりものっぽいけど試験紙で破水かどうかの検査をするものの陰性。ただ水っぽい何かどんどん出てくるということで助産師から医師へバトンタッチ。

「これだけ出ていれば破水だろうね」

破水?の「?」が取れぬまま、入院することになりました。NSTつけても張りは1時間に1回あるかないかでよくわからない。

夫に帰宅指示。これから長い戦いが始まるよ

「先は長そうだから」と夫に帰宅指示。
ずっといると気が持たないから、これからに備えて休んでくださいということでした。

明日は予定日!きっと明日生まれるんだろうな

なんて、この時は思っていたよ。この日はぐっすり眠れました。

産前入院2日目。出産予定日だけど、気配がないよ

入院2日目の朝、なかなか不評の病院の食事スタート。
基本が病院食なので仕方ないけれど、朝ごはんは常にこんな感じ

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昼頃、病院のコンビニでお弁当を買いつつ夫が登場。
夫婦でのんびり過ごしすぎて「調子良ければ散歩行ったりしてきてくださいね」と言われる。

病棟の回遊廊下と階段の上り下りを軽くするけど、相変わらず張らない。鮮血混じりの破水はずっと続いている。

育休中の姉が甥っ子を連れてやってきて「運動するよ!動かなきゃいつまでも産まれないよ!」とスパルタで屋上庭園へ連れて行かれる。

夏だから夕方でもまだまだ暑い。ぐるぐる散歩するも変化なし。甥っ子がぐずりだして姉は帰って行きました。

夜は母が往復1時間かかるのに仕事の後に来てくれたりしました。

今日も生まれる気配すらありませんでした♪

と思っていたら、22時 生理痛のような痛みに襲われる。

陣痛ログで測ってみると大体10分間隔。ナースコールを押して「10分ぐらいの間隔で痛みが来ています」と言う。

NSTをつけたり様子をみる。1時間おきに助産師さんが様子をみに来てくれる。

「腰が痛い、お腹痛い、辛い!!」と訴えると「温めようか」と小豆カイロを持ってきてくれてかなり楽になった。

これからこの小豆とは長い付き合いになる…

お腹は痛いのに「頭が火照って眠れません!」と言ってアイスノンも出してもらった。

熱スッキリアイスノン

熱スッキリアイスノン

 

 ちょっと何かするだけで劇的によくなる不思議。ちなみにこの頭の火照り、私は産前産後とヒドイ

産前入院3日目、予定日超過1日。今日こそくるか?

結局ほぼ一睡もできぬまま朝ごはん。

気持ち悪いし、生理痛のような痛みもあるけど「食べなきゃ!」と頑張っているうちに陣痛が遠のく…。

助産師「全部食べれましたか?」
スミカ「食べれましたが、陣痛がどっか消えました」

眠れなかった夜を返して欲しい!

内診後、促進剤を使うことが決定した

10時、内診するからと呼び出され産婦人科部長の偉い先生に診てもらう。ちなみに私の担当医しは当時レジデント。そう、研修医でした。

子宮口は変わらず2cm、破水は続いてて(大丈夫なの?)赤ちゃんもだいぶ降りてきているから「促進剤使いましょう!」ということになりました。

促進剤を使う同意書にサインをし、1時間に1錠ずつ錠剤を飲みました。母にも連絡し、母は会社を早退して病院へ向かう。

「入院してからウンチが出ません」と相談していたんだけど、後に悲劇を呼ぶようになることをこの時はまだ知らない。

だいぶ陣痛が強くなっていてご飯どころじゃない

12時、母が到着し夫と一緒に松屋の牛丼を食べてる。

私は促進剤を3錠ほど飲んだところで陣痛がかなり強くなっていてご飯が食べられなかった。

この時から促進剤を飲むことに恐怖が出てくる。助産師さんに「もう飲みたくない」とワガママを言うが笑顔でスルーされる。

先ほどの相談が悲劇を呼ぶ。人生初の浣腸

15時頃。私が「ウンチが出てない」と相談しすぎたせいで浣腸されることになった。。しまった。

実はいろんな人の出産レポートを読みすぎて「出産前に浣腸される」「お産の時に漏れる」というのばかりが頭にあって心配だった。多分何もなければそのままスルーだったのに、心配しすぎて浣腸という結果を招いた。

陣痛も痛いし、浣腸の拷問。「出したくなっても極力我慢してね」と言われたけどトイレから「無理ーーーー!!」って叫んで泣きました。。

私がこのレポートを書いていて伝えたい1番のことはこれかもしれない。

病院側から何も言われていないのに、浣腸を求めてはいけない

しなきゃいけない人はするだろうけど、必要ない人はされない。心配して自分から動いてはいけない!!!

LDR(分娩室)へ移動。いよいよですね

ほぼ記憶がないけれど、夫から後で16時頃だったと聞いた。着替えもしたんだけどこのタイミングかな?とにかく記憶がない。

LDRと待機のための病室(入院していた部屋)が端と端で離れていて移動が辛かった。分娩室に移るなりしゃがみこむ。

もう立っていられない!そしてあの憎き浣腸のせいで「トイレ!」と叫び、つけられたNSTの機械をもぎ取ってトイレに駆け込むことが何度かあった。

何度も言うよ、自分から浣腸を頼むような真似はしてはいけない!

生理痛でもそうなんだけど、トイレにいる時って痛みが少し和らぐ。体勢的なものかな?

分娩中はすっっっっっっごいワガママになる

いろんな椅子だったり、足湯だったり、状況に合わせて助産師さんがいろいろ用意をしてくれるんだけど…陣痛時はいつもの8割増ぐらいでワガママが出る。

「違う!」って怒りながら別の体勢へ。かなり手のかかる産婦でした。最終的に落ち着いたのは、分娩台にしがみつく体勢。足元にマットを敷いてもらいました。

ここからはただただ痛みとの戦いで記憶が全然ない!

「ベテランに変わりますね」と助産師さん交代

若いお姉さんからTHE助産師なご婦人にチェンジ。

いつ分娩台に乗ったのかとかここからの動きを全く覚えてないんだけどみんなそんなもんなのかな?

今まではずっと夫と母との2人体制で陣痛を紛らわしていたけれど、助産師さんもつきっきりになってくれたし、なんとなく出産は旦那としたい!と夫婦で決めていたので母はLDR内のソファーで待ってもらうことに。(カーテンで仕切れて応接間のようになってる)

フリースタイル分娩、勉強不足で意味なし!

希望すれば分娩台を使わなかったりもできたけれど何もイメージできなくて「その場に任せます」とだけ書いたバースプラン

その時1番楽だったであろう横向きの体勢で乗り切りました。

私の目の前には夫がいて、両手を握り、飲み物をケアをしたり、陣痛時には握った手を叩きつけられたりしながら呼吸をリードしてくれました。

ちなみにヒッヒッフーは出てきませんでした。

22時、なぜか義母が分娩中に登場!(カンベンシテー)

促進剤を使ったと聞いて心配して駆けつけたらしい。

お義母さんは夫を産む時、促進剤を使って産んでその後胎盤が出てこなくて死にそうになったから心配になったんだとか。

「イヤァーーーーーー!ムリーーーーー!!痛い痛い痛い痛い!!!!」

叫び続ける姿をすぐ近くで見られたのは嫁としていかがなものでしょう?私はそんなの考える余裕も何もなかったですよ

イキみの許可が降りた!いよいよ正念場だ

分娩前にtwitterで友人から「身体を丸める練習をしておくのだ」と言われていた意味がこのタイミングでなんとなくわかる。

「声だしちゃだめ!んーーって絞り出す感じで力入れて」と言われ、この2つの複合でイキむ。身体を丸めて「んーー!」

イキむタイミングも、波がきてないと無駄なのでその時は目一杯休みましょう!

ちなみに、このタイミングでの陣痛間隔は通常1、2分らしいが私は陣痛が弱くてこの時でも5〜10分間隔だった。お産が長引いたのはそのせいだ。イキむのは1回で3〜4回が限度だったので(私はね!)イキんでからの休憩が結構多く、余裕で夫と会話ができた。

上から下からいろいろ出るよ

個人差あります!そして例の浣腸の影響も多分ある

普通の嘔吐と違うんだけど、ちびちび何かしら出てくるから桶に出してました。上から下からえらいこっちゃです。多分産んでる間も下から出てたなーと思うんだ。助産師さんがさりげなく処理してくれるから問題ないんだけど、感覚でわかるから複雑でした…

GOD助産師は常に出産のサポートをしてくれる

イキんでる間以外は、ずっと会陰マッサージをしながら腰をさすってくれます。これ多分割けないためよね。

出産前の内診とか痛いって聞いていたけど、このマッサージのおかげか全然痛くなかったんだよね。これ、2人目産んで初めてわかったこと。病院によって全然違う

なんか医師とか他の助産師さんとかワラワラ来る

「まだなの?まだなの??」オーラが漂ってくる。先生とかが顔だして「まだですねー」と助産師さんが言うと「頑張れ!」とガッツポーツしてみんな去っていく。それにも普通に対応できる余裕があった。

「あなたは本当に冷静」と助産師さんに言われたけど、陣痛の間隔が長いからこそだろうな。1分死に物狂いなあと10分も休みがある。

「早く出したいなら会陰ちょっと切るしかないよ」

この辺でそう言われてOKしたんだけど、変に冷静なものだから切ってる感覚わかって「いやー!!切ってるのわかるーー!痛い〜〜」って大騒ぎ。。みんな会陰切開の感覚わからないって言うけど、あれ本当なんだろうかね?

(A.みんなそのタイミングそんな余裕ない)

日付変わっちゃうよ〜。今日中に産みたいなぁ

23時30分、陣痛の波が収まってる時はLDRの時計を見ながら談笑。余裕でそんな会話ができてる。

助産師さんにも今日中には産まれるよと言われていたし「あと2回いきんだら産む!!」と宣言してた。

これぐらいからイキむと頭出てきてたらしい

「頭見えてるわよー!髪フサフサだよ!見る??」と聞かれるも「むりーー!私見れないーっ」と叫ぶ。

股に髪の毛挟まってるなんてホラーな感じで見れなかった。頑張ってたんだよね、アニ。今なら見ておけばよかったと、ただただ愛おしく思うよ。

頭が見えてきても陣痛弱いからかなり意識的に自分が頑張らないと産まれない。「もう無理」って休もうとすると「休める時はやすみなさい」と言いながら休ませてくれない。

この日はお産が重なっていて、ちょいちょい他の助産師さんが顔を出しては指示を受けていく。もうそれすら嫌になるダメな私。

赤ちゃんの心拍測るNSTもズレると付け直すんだけど「痛い!それ痛い!いやだー」と大騒ぎ。正直陣痛よりもこのNST装着が苦痛だった。

この頃分娩室の隅の母たちの会話が聞こえないことが気になり(お産に集中しろ!)「デイルームとかに移ってもらったほうがいいですか?」と助産師さんに聞くも「もう産まれるから産声聞いてもらいなさい」と止められる。

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産前入院4日目、予定日超過2日目。産まれる

「日付変わっちゃったねー」なんてのんきな会話を挟みつつ…「次のイキみで産むよー。ちょっと頑張るよ」と助産師さんから言われる。

助っ人助産師さんに足を持たれイキみのタイミングが来た時に「足で押して!力入れて」と言われながら、1回目は産めず、多分2回目のイキみの時にその時はやってきた

結局ずっと喋ってる、文句系産婦

「頭出たよ!もう力まないで!ハッハッハッハッて短く呼吸して」と言われるまま従うが「難しいよ〜。上手くできないよ〜」と最後まで喋ってる私。

「出てきたよ!おめでとう!!」の声のあと、少しして力強い産声がホギャーホギャーと聞こえました。

私、出たらすぐ泣き声聞こえるものだと思ってて、産んだ感覚から産声が聞こえるまでのタイムラグに凄く不安になってた。
そうゆうものらしいね。よかった。ちゃんと生きてた。

静かな感動とともに、アニ誕生。

通常産まれる間際は胎動がおさまると言うけども、うちの子産んでる最中も最後の最後まで動いてた。頭出てて頭ぐりぐり、お腹の中も動きまくってて力入るかー!!ってw

珍しいタイプらしいです。暴れながら出てきたので、会陰裂けました。

小さな小さな我が子。会えた感動!っていうより、不思議だった。

お腹にいたときもずっと不思議な気持ちだったけど、お腹から出てきても不思議な感じ。

ここにいたのか、この子は。わき上がる感動、涙涙のファーストコンタクトなんて性格上ないなと思ってたけど、我が家らしい迎え方をしたかな。

出会えた感動よりは、無事産めた安心のがずっと上だった。

「五体満足で元気に産まれておいで。後のことはなんとかする。」語りかけの少ない私が、お腹にとにかく言い聞かせていたこと。ちゃんと守ってくれました。元気だけは人一倍です。

その後は身体を拭いてもらったり、諸々検査のため同室ではあるけど 一時的にムスコとはバラバラに。

私は切ったり裂けたりした会陰の処理。 陣痛が弱かったため、今後の大量出血を防ぐために 子宮収縮を促す薬を点滴することに。。えらいこっちゃだな。

旦那は立ち会い?無理無理!ってずっと言ってきた割には、長い時間ずっと片時も離れず(タバコも我慢して)付き添ってくれました。産まれてきた子よりも、私につきっきりだったのは今後不安ですが 胎盤出す時も、会陰の処理中も、ずっと分娩台の隣にいました。

やっぱりいいよ、立ち会い出産

立ち会った後の旦那は、とにかく「よく頑張ったね」と褒めてくれました。そう、なんだかんだ入院中は思い出しては言ってたな。

この出産立ち会いを機に、やっと夫婦になれたかなって感じがしました。 ムスコが産まれたことで、ちゃんと家族になれたよ。

出産まとめ!

分娩時間15時間20分。初産の平均より少し長い?

産後のいろいろで「もうしばらく出産はいいや」だったけど、痛みは上書き保存なので「怖くて2人目考えられない」は思わなかったです不思議!

妊婦期間身体が重くてしんどい → 陣痛しんどい → 出産しんどい → 会陰縫うのしんどい → 縫った痕しんどい → 授乳しんどい

全体で言えば本陣痛がイチバンしんどかったとは覚えてるんだけど、 産んじゃえばどんな痛みだったかは全然覚えてない。人間って不思議ね。

産後1カ月以上経った後は、新生児見ると可愛くて早く2人目欲しくなる!

ちなみに…私の入院してた4日間は本当に出産が立て込んでたようで(私も何人の産声を病室で見守ってきたか…) 2番お安い7,000円だか8,000円だかの個室が空いてませんでした。ちなみに相部屋だと無料で7,000円・8,000円の個室、1,6000円の個室、この3種類あるんですが…面会時間ギリギリにしか来れない家族を持つと相部屋は真っ先に除外されちゃうもんだからお高い個室に入院しました。

私のような神経質さんには個室オススメ

16000円もあれば…ベネッセのホテル泊まれるとかそんなことばかり 考えてしまうチープ脳。でも部屋代だけだからね…そう思っちゃうよね。

産後6日間の入院中5日間をこの部屋とともに過ごし、退院日だけ8,000円の個室に移れました。

やっぱ産後の余裕の無いからだには個室が安心。トイレだって人を気にせずいけるし、自分の快適なスペースを持つのは 産後大切だなって思う。なにより、泣き声とかを気にしなくていいのは かなり有り難いことだなーって思った。

私の変なあやし方も人に聞かれず済むし…。(子守唄のチョイスとか) あと、うちの病院の場合安い個室の数の方が高い個室より少なくて、安い個室だと相部屋の脇?というかセットであるもんだから 相部屋じゃないのに泣き声けっこう聞こえたので、高い個室でよかったかなーって思ったりもしたよ。

いろいろ書いたけれど、総じて言うならば…

やっぱ出産って素晴らしい

現場からは以上です。